本当のラフティングとは?そして、ぶっ飛びのラフティング!はこれだ。

boss-shige2009-07-28


前線が停滞している九州ではいつ梅雨が明けるか解りません。(>_<)? ただ、この前の日曜は苦渋の判断で70名のお客さんの予約を受けていましたが、中止にしました。球磨川の水が多すぎる故に皆さんに安全を保障できません。しかも、瀬がなくなってしまい楽しくありません。しかも地域住民からは消防、警察への通報がありその後、球磨川ラフティング協会の事務局である当社に警察から連絡が来ます。正直とても悲しいです。毎年数社が無理をし,運行する為この球磨川ラフティングのイメージが悪くなる。そう考えると球磨川ラフティングをこの地に持って来たものとして非常に残念です。
僕は17年間ラフティングをしてきて何百回と中止にしてきました。お客様にとっては誠に申し訳ないと心から思っています。m(._.:)m この中止にする判断までは半端じゃありません。夜中まで水量のチェック、インターネットで天気予報を調べ予測し当日の朝は4時くらいの起床で、川の下見お客様への連絡。という具合にとことん調べて判断しています。ランドアースでは17年前からこのようにしてきています。しかもツアーに対しても最高水準の安全性で対応してきています。出来るだけ各ボートは間隔を狭めて何かあった時の対応が迅速にできるようしています。ガイドについても出来るだけたくさんのガイドを乗せて安全性を高めています。ここまでしてお客様の安全性について真剣に考えています。
それでも球磨川で水位が高すぎる場合、幻の川、アッパー川辺川のラフティングの出番です。正直カフェオーレみたいな球磨川を下っても瀬もなくなり全く楽しくありません。通常の時間の半分以下で1日コース終了です。この状態のラフティングでは、本当に楽しみにしてきたお客様に対して失礼だと思います。そのような気持ちで探した川がこのアッパー川辺です。
この川がもっと多くなればその次が、万江川の出番です。その映像はこれです。

どうですか?この迫力!
ガイドはランドアースの中でもバンブーマスターの洋輔ですが、完璧ではありません。彼はランドアースで5年のキャリアを持った、凄腕のガイドです。それでもこの川は非常に難しい川です。
このように、増水したときには他のラフティング会社も腕を磨きレスキューの勉強をしてこのような川を下る事が出来るようにしていく必要があるのではないでしょうか?苦情が出てくる一般常識を超えた球磨川ラフティングを無理にするより、お客様の安全、楽しみを再重要視してもらいたいと思っています。お客様の大切な時間、お金を無駄にしてもらいたくないし、命を最優先してもらいたい。それがぼくの球磨川ラフティングに懸けている思いです。

これからのハイシーズンを、球磨川ラフティングにもっとたくさんの方が楽しんで、喜んでもらえるようさらに勉強していきます。ぜひ遊びにきてください。私たち(有)ランドアースは皆様に更なる喜びを提供できるよう、球磨川ラフティングを100年この地に残していく為に全力を尽くしていきます。
長々とお付き合いいただきまして本当に感謝です。

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